C05 ライン分析

レンジ(ボックス)とは、ふたつの一定値の間を往復する値動きをしている状態や期間を指します。トレンドとは、チャートが右上がりや右下がりに斜行推移している状態や期間を指します。これらレンジやトレンドを識別するために水平ライン斜行ラインがあります。

もし水平ラインと斜行ラインが自分で引けなくても、大抵のFX会社HPには現在のレジスタンスとサポートの位置が示されています。だから本稿は、自分でラインが引けた方がFXが楽しくなる、という話です。

でも自分でラインを引くと、チャートがラインだらけになるなら、P&Fチャートを見てどこにラインを引くか照らし合せるのも一案です。そして、ラインを引いた傍に前稿で述べた予約注文を(決して欲張らずに)入れる作業を毎日ルーチン化すると、いずれきっと勝率向上に寄与するようになるでしょう。

C05-1  水平ライン:基本は水平ライン
C05-2  斜行ライン:トレンドを認知したら、トレンドを止める水平ラインを探す


C05-1  水平ライン

チャートのほぼ一定値で反転や停滞が起きていた箇所というのがあります。その箇所は、現在値との位置関係でレジスタンスライン(上値抵抗線)やサポートライン(下値支持線)と呼びます。

レジスタンスラインやサポートラインが過去にブレイクされていても関係ありません。どの時点であれ、現在値との位置関係で上側にあればレジスタンスライン、下側にあればサポートラインです

3つの値(①と②と③)を結んだラインが形成されてからは、我々アマチュアでも自信をもってラインを引くことができます。自信を持って引いたラインがあってこそ、OCO注文やIFDOCO注文の特徴を活かして、損小利大を狙う場面が生じるのです。

また、①②③を結んだラインを、ヒゲの先端を結ぶか終値を結ぶかは、自身の取引スタイルによって違います。ポジション保有期間が短期になるほどヒゲ先端同士を結んだラインが適しており、長期になるほど終値同士を結んだラインが適している(途中の瞬間的な異常事態は無視できる)、と思います。

C05-2  斜行ライン

斜行ラインも考え方は同じです。
斜行ラインが引けるときを、トレンドが発生している、といいます上昇トレンドではサポートラインが、下降トレンドではレジスタンスラインが重要です。

水平ラインのときと同様、自信を持って引いたラインがあってこそ、OCO注文やIFDOCO注文の特徴を活かした損小利大を狙う場面が生じます。
そして、トレンドには強弱があります(下図参照)。

もちろん、狙うべきはトレンドが強い側にシフトしつつあるときですが、トレンドは必ずしも強い側にシフトしていくとは限りません。だから、トレンド発生を認知したら、どこでトレンドが止まるかを予想してみましょう。

どうやって?
例えば、1時間足チャートでトレンドが認知できるが、4時間足チャートではまだトレンドが認知できない、とします。それなら、トレンドを止めたり一時的な逆行を起こしがちなのは、1時間足のチャートの水平ラインです。そして、1時間足のチャートの水平ラインでトレンドが止まらなかったとします。すると、そのうち4時間足のチャートでトレンドが認知できるようになっているでしょう。
あとはその繰り返しで、トレンドは短い時間足チャートから長い時間足チャートを追いかけ続けることになります(注記:この話とは逆に、大局観を得るため、長い時間足チャートを先に、短い時間足チャートを後で見る方が良い、という説の方が主流です)。


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以上

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