B9 伸長性分析の方法

指標一致性分析反応一致性分析で指標発表直後の反応方向を予想できたら、次はその反応がそのまま同方向に伸び続けるか否かに関心が移ります。
その分析が伸長性分析です。

B9-1 伸長性分析事例
B9-2 階層化伸長性分析
B9-3 分析方法図説


B9-1  分析事例

伸長性分析は、直後1分足よりも直後11分足が反応を伸ばしたか否かを、過去実績に基づき定量化します。

下図をご覧ください。
下図は、指標発表から1分以内の順跳幅を超えて、その後の10分間に同方向の順跳幅が伸びたか否かを「順跳幅伸長性分析」で示しています。
また、直後1分足値幅を超えて、直後11分足値幅が同方向に伸びたか否かを「値幅伸長性分析」で示しています。

上図の例では、直後1分足順跳幅は直後11分足順跳幅より伸びることが多く、直後1分足値幅は直後11分足値幅より伸びることが少ない、ことがわかります。

でも、そういう結論で良いのでしょうか。
もっと細かく場合分けして傾向を見ないと、動きの激しい直後1分足に騙されていないか自信が持てません。


B9-2  階層化伸長性分析

伸長性分析の階層化は、直後1分足順跳幅を用います。

順跳幅の階層化伸長性分析結果は下図の通りです。

次に、値幅の階層化伸長性分析結果は下図の通りです。

前項の順跳幅伸長性分析結果と値幅伸長性分析を比べると「跳幅伸長を狙った追撃の方が値幅伸長を狙った追撃よりも望ましい(結論1)」と解釈するのが自然です。
がしかし、階層化した伸長性分析結果では「跳幅伸長を狙った追撃よりも値幅伸長を狙った追撃の方が望ましい(結論2)」と見えます。
結論2は、上図階層化の結果、直後1分足順跳幅が大きいほど値幅伸長率が徐々に増えており、原因と結果の因果関係の存在を窺わせているためです。

このように、伸長性分析は全体を捉えるよりも、階層化したときの方が結論への信頼度が高まることが多い、という気がします。


B9-3 分析方法図説


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以上

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