※04 注文方法

本稿内容は、

  • ※04-1  基本注文方法
  • ※04-2  IFD(イフダン)注文
  • ※04-3  OCO注文
  • ※04-4  IFDOCO注文

です。

いくつかのFX会社では、指標発表前などのイベント時に逆指値を現在値より〇pips以上(〇はかなり大きい)離さないと指定できなくしています。
皆がイベント直前に現在値の両側に逆指値注文を置くようになってしまうと、イベント直後の初期反応が陽線でも陰線でも含益を持つポジションが大量に発生しまうためです。

ちっ!


※04-1  基本注文方法

FXに限らず、相場での基本的な注文方法には、

  • 成行注文=現在の価格での注文
  • 指値注文=現在の価格よりも有利な価格での予約注文
  • 逆指値注文=現在の価格よりも不利な価格での予約注文

という3通りがあります。


ビジネスでは「指値を言ってくれ」というセリフがありますね。
FXを始めた頃に上記の定義を読んで、指値とはこうゆう意味だったんだ、と納得したものでした。
ともあれ、指値注文というのは「100円のものを99円でなら買う」「100円のものを101円でなら売る」という予約のことです。
わかりやすいですね。

ところが、逆指値注文はパッとわかりにくいものです。
「100円のものを101円で買う」「100円のものを99円で売る」という予約のことですから、違和感があって当然です。
例えば、既に100円で買っていた1ドルの価値が99円→90円→80円と下がってしまうのは見ていられません。
ましてや見ていない間にこんな事態になると困るから、99円に価値が下がった時点でさっきの1ドルを売る予約をしておけばいい訳です。
これが逆指値注文です。

指標発表前に指値や逆指値を指定しておき、発表直後の跳ねで利確/損切することは、滅多にないほど大きな反応に備えることに有効、と考えられます。
一瞬で数10pipsも跳ねるようなときは、成行注文が通らなかったり、指定レートからのスリップが大きくなりがちです。

万が一に備えた指値・逆指値を指定する習慣は身につけましょう。


※04-2  IFD(イフダン)注文

IFD注文は、注文時点より後の値動きを想定し、ポジションの取得と解消をセットで行います
大別すると、利確を狙う注文(利確IFD)と、損失限定のための損切を行う注文(損切IFO)の二種類があります。
IFD注文は、注文②が成立しない限り、注文③が発動しません。

下図は、上昇トレンド中の脈動によるサポートラインを意識したIFD注文で、買注文から入る場合を例示します。
この図のように、IFD注文は注文②が成立しない限り注文③が発動しません。

私自身は、IFD注文を使う場合、損切IFDばかり使っています。
更に言えば、後述するOCO注文やIFDOCO注文を使うことの方が圧倒的に多く、IFD注文を使うことはあまりありません。

上図のように、上昇トレンドもしくは下降トレンドにサポートラインやレジスタンスラインを見つけた場合は、既にトレンド終盤になっている嫌な感じがすることが多いものです。
実際には、嫌な感じの通りに反転したことと、それからもトレンドが継続したことは、トレンド継続だったことの方が多い気がします。

トレンドとはそういうものなのでしょう。
でも、嫌な感じがしたのに取引して負けるのは最低の気分です。
この気分の問題を解決するために、損切IFDばかり使っている訳です。


※04-3  OCO注文

OCO注文は、注文時点より後の値動きを2通り想定し、一方が成立したら他方はキャンセルされる注文方法です。
新規ポジションを取得する場合と保有ポジションの解消を行う場合があります。

下図は、主にチャートポイント(レジスタンスラインやサポートライン)を意識したOCO注文を例示しています。
この図のように、OCO注文は注文②と注文②’のどちらか一方が成立すると他方がキャンセルされるので、安心して使えます。
特に使い勝手がいいのは、ブレイク狙いの新規注文と損小利大の決済注文です。

上図における「損小利大の決済注文」は、レンジで②にレジスタンスラインがあり、②’にサポートラインがある場合に多用します。
①のOCO注文時点で①-②間のpipsと①-②’間のpipsが等しいなら、②となったときの利確pipsは確実に②’となったときの損切pipsより大きくなります。

なお、この場合、そもそもレンジでなくても、先に②に達する確率と先に②’に達する確率は等しいなら、①の時点で含益を持っていることがOCO注文の前提となります。
②が成立したときの期待値が、②’が成立したときの期待値より高いのです。
逆に言えば、含損を抱えた状態でOCO注文を行うことはナンセンスだということがわかります。


※04-4  IFDOCO(IFO)注文

IFDOCO注文は、IFD注文のふたつめの注文がOCO注文で行えます。多くのFX会社では、OCO注文で指値・逆指値が自由に選べたのに、IFDOCO注文ではOCO部分が指値と逆指値のセットに指定されています。

下図は、買ポジションで反転狙いとブレイク狙いのIFDOCO注文を例示しています。


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以上

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