※01 ポジション

ポジション関係の用語を、本サイト内で統一するため纏めておきます。

内容は、

  • ※01-1  ポジション関連用語
  • ※01-2  ポジションの大きさ表記(私見:口座資金に対するポジションの割合)
  • ※01-3  ポジションの方向表記(なぜロング・ショートというのか)

に関してです。


※01-1  ポジション関連用語

例えば、ある通貨ペアを最初に売買するとき「ポジションを取得する・注文する(オーダーする)・エントリー(entry=参加)する」といいます。

この通貨ペアを清算するとき「ポジションを解消する・決済する・イグジット(exit=退場)する」といいます。

そして、ポジションを取得してから解消するまでは「ポジションを持っている・保有している」といいます。
ポジションを持っている時間をポジション保有期間といいます。

ポジションは、銀行や証券会社やFX会社に取引口座を開設し、取引口座に資金を入金し、その資金の一部でエントリーします。
買注文でエントリーしたか売注文でエントリーしたかで、買ポジション(ロング)売ポジション(ショート)と言い分けます。

注文と決済のレートには、買値(Ask)売値(Bid)があり、その差 Ask-Bid をスプレッドといいます。

ポジションを持っている間の利益や損失は「含益」や「含損」、ポジションを解消して利益を確定するのが「利確」で、損失を確定するのが「損切」です。


※01-2  ポジションの大きさ表記

ポジションの大きさは「1枚」「1万単位」「10000通貨単位」といった表記を用います。
例えば「USDJPY=1枚のポジション」という表記は「USDJPYの1万ドル分のポジション」を表します。


このサイトでは、特に断らない限り1枚単位での取引を行っています。

ポジション保有期間中の相場急変によって強制ロスカットされることを避けることは必須です。
けれども、逆指値注文で不測の事態での損切(ロスカット)の程度を予め指定しておいても安心できません。
逆指値注文というのは成立しないことがあるからです。

多くの初心者向け解説書では、取引スタイルに関わらず、口座資金の1/20程度のポジションの大きさを勧めている事例が多いようです。
けれども、ポジションの大きさは、ポジション保有期間の長さ口座資金に占めるポジションの比率によって決めるべきです。


※ 私見:口座資金に対するポジション規模の比率

私見にて恐縮ながら、口座資金に占めるポジションの大きさは、

  • このサイト記載の取引のように、経済指標発表前後の数秒~数分間の短時間取引だけに徹するなら1/10
  • 金融政策変更時のように、チャートへの影響持続時間が長いことが起きたとき、数10分から数時間程度の取引を行うなら1/20
  • 日足や週足チャートを参考に、数日間の取引を行うなら1/50、週末を跨ぐ取引を行うなら1/100

と決めています。

チャートに張り付いていられるのはせいぜい1時間程度で、チャートをずっと見ていられないときはポジションを小さくしています。


※01-3  ポジションの方向表記

ポジションには「買(ロング)」と「売(ショート)」があり、方向を持ちます。

買ポジションを取得したなら、反対に売ポジションで解消しなければなりません。
買ポジションでは、通貨ペアに関わらず、注文時よりもレートの数字が大きくなったとき解消すれば利確、小さくなったとき解消すれば損切です。

売ポジションを取得したなら、反対に買ポジションで解消しなければなりません。
売ポジションでは、通貨ペアに関わらず、注文時よりもレートの数字が小さくなったとき解消すれば利確となり、小さくなったとき解消すれば損切です。


※ なぜロング・ショートというのか

ちなみに、「買」を「ロング」というのは「相場が上昇していくのに時間がかかるから」、「売」を「ショート」というのは相場が下落するスピードは速いから」という説があります。
チャートがそんな風にが見える気がするときもあるものの、とてもそうは見えない気がするときもあります。

そりゃそうです。
だって、もともと「ロング」や「ショート」は株や商品取引で使われていた用語です。
株価や商品価格と連動して為替が動く時期もあるにせよ、FXでは必ずしも相場上昇・下落のスピードに差が生じるとは限らない訳です。

例えば、かつては株券を持つことは、株券という証書を持ってじっくりと値上がりを待つことでした。
株券の「買(保有)」は「長期(ロング)」が前提だったのです。

けれども、長期保有中に大きな下落が起きることもあります。
下落による損失をカバーするため、持っていない株を「空売り」するという仕組みがありました。
「空売り」をしたら、期日までに株を渡すか、期日にその株の購入代金を払う必要がありました。
ロングには期日がなかったのに、ショートには期日があった訳です。

諸説あるなかで、これが「ロング」「ショート」という用語の起源のようです。


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以上

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